TOURIST GUIDE 観光ガイド

沖縄中部アメリカンドライブ|港川外人住宅・アメリカンビレッジ・やちむんの里を1日で巡る

2026.08.22

こんにちは、わくわくレンタカー那覇空港店です。

沖縄旅行のプランは、たいてい「北部の美ら海」と「南部の史跡」で組まれます。そのあいだにある中部は、移動の通過点として扱われがちです。

でも実は、中部こそ「沖縄でしか見られない風景」が濃いエリアなんです。

戦後にアメリカ統治を受けた歴史がそのまま街に残っていて、白い平屋の外国人住宅がカフェになり、基地のフェンス沿いに英語の看板が並ぶ。かと思えば、丘の上には赤瓦の登り窯があって、職人が今も器を焼いている。アメリカと琉球が同居しているのが、中部の面白さです。

この記事では、那覇から北上しながら中部を1日で巡るコースをご紹介します。


この記事のドライブコース

時間の目安 立ち寄り先 所在地
10:00 港川外人住宅 浦添市
12:00 高江洲そば(昼食) 浦添市
13:30 道の駅かでな 嘉手納町
14:30 やちむんの里・座喜味城跡 読谷村
17:00 アメリカンビレッジ 北谷町
19:00 那覇へ戻る

移動距離が短く、1区間あたり20〜30分というのが中部の利点です。北部のような長距離移動がないので、1日にいくつも回れます。


1. 港川外人住宅(浦添市)|白い平屋のカフェ街

那覇から車で約20分。国道58号沿いにある、沖縄でもっとも写真に撮られている住宅街かもしれません。

どういう場所なのか

戦後、米軍関係者が住むために建てられた外国人住宅のエリアです。コンクリート造りの平屋で、3LDKが一般的でした。1972年の本土復帰後は民間に貸し出されるようになり、広い間取りと異国的な雰囲気が人気を集めます。

2000年ごろに「港川ステイツサイドタウン」と正式に名付けられ、各通りにはアメリカの州の名前が付けられました。現在は約60戸のうち6割以上がカフェ、雑貨店、パン屋などとして使われています。

外観は白で統一されている一方、ドアや窓の色は住人が自分で選んでいるため、区画ごとに表情が違います。カメラを持って歩くだけで楽しい場所です。

車で行くときの重要な注意点

ここは、駐車場の情報をいちばん先に押さえておくべきスポットです。

各ストリートは道幅が狭く、車が2台すれ違うのがやっとという場所もあります。 しかも児童生徒の通学路になっています。慣れない道でうろうろするのは避けたいところです。

  • 店舗ごとの駐車場はあるところとないところがあり、台数も限られます
  • 近隣にコインパーキングがあるので、こちらに停めて歩くほうが確実です
  • 週末やランチタイムは特に混み合います

エリア自体は歩いて回れる広さなので、一度停めたら車は置いたまま散策するのが正解です。

過ごし方

滞在の目安は1時間半から2時間。焼き菓子やパン、県産素材の雑貨など、このエリアでしか買えないお土産が揃っています。器やジャムを扱う店も多いので、後で紹介するやちむんの里と合わせて「買い物の一日」にするのも良い組み方です。

  • 住所:浦添市港川2丁目
  • 那覇から:車で約20分

2. 高江洲そば(浦添市)|ゆし豆腐そば発祥の店

港川から車で10分ほど。1969年創業の老舗で、ゆし豆腐そばを最初に出した店として知られています。固まる前のふわふわの豆腐と、白く濁ったまろやかなスープの組み合わせは、ほかでは味わえません。

駐車場は15台ほどですが、お昼どきはほぼ満車になります。11時台の早い時間に入るか、13時30分以降に向かうのがおすすめです。座敷席があるので、お子様連れでも落ち着いて食事ができます。

  • 住所:浦添市伊祖3-36-1
  • 駐車場:あり(約15台)

沖縄そばの名店をもっと知りたい方は、エリア別にまとめた記事もご覧ください。


3. 道の駅かでな(嘉手納町)|フェンスの向こうを眺める

昼食の後は、国道58号を北上して嘉手納町へ。

ここには、嘉手納基地の滑走路を見渡せる展望フロアがあります。極東最大級といわれる規模の基地を、上から一望できる場所です。運が良ければ航空機の離着陸を見ることができます。

観光地として楽しむというより、沖縄という土地の現実を知る場所という性格が強いスポットです。展示コーナーもあり、この地域の成り立ちを理解したうえで中部を走ると、街の見え方が変わってきます。

滞在は30分ほどで十分。休憩とトイレを兼ねて立ち寄るのにちょうどいい位置にあります。


4. やちむんの里(読谷村)|丘の上の焼き物村

中部ドライブのハイライトです。那覇空港から車で約50分、国道58号を北上して喜名交差点を左折し、座喜味城跡方面へ5分ほど。

器が生まれる現場に立てる場所

「やちむん」は沖縄の言葉で焼き物のこと。1972年、後に人間国宝となる金城次郎氏が那覇の壺屋からこの地へ窯を移したことをきっかけに、陶工たちが集まりました。

里の中央には、赤瓦の屋根が連なる登り窯があります。県内最大規模のもので、今も現役で使われています。十数か所の工房が点在し、作品の展示販売をしているところも多くあります。

観光施設のように順路が決まっているわけではなく、自由に散策できるのが特徴です。丘の斜面に沿って工房が並んでいるので、入口から坂道を上りながら回るのが基本の動き方になります。

訪れる前に知っておきたいこと

  • 入場は無料、駐車場も無料(約50台)
  • 滞在の目安は、散策だけなら1時間、工房をじっくり見るなら2〜3時間
  • 工房ごとに営業時間と定休日が違います。 おおむね10時から17時ごろが目安ですが、気になる工房があれば事前に電話で確認を
  • クレジットカードが使えない工房もあります。 現金の用意を

器を買うときのコツ

買った器は、割れないよう慎重に持ち帰る必要があります。車のトランクに直接入れず、衣類の間に挟むか、購入時に厳重に包んでもらってください。旅の後半で買うほうが安全です。

  • 住所:読谷村座喜味2653-1
  • 那覇空港から:車で約50分〜1時間15分(沖縄自動車道の沖縄北ICまたは石川ICからは20分ほど)

すぐ近くの座喜味城跡もセットで

やちむんの里から車で数分の場所に、世界遺産に登録されている座喜味城跡があります。曲線を描く美しい石垣が特徴で、高台からは残波岬まで見渡せます。入場無料で駐車場もあり、30分ほどで見学できます。


5. アメリカンビレッジ(北谷町)|夕方に着くのが正解

読谷から南下して、車で20分ほど。中部観光の締めくくりです。

広さと駐車場

東京ドーム約5個分という広大な敷地に、ショップ、カフェ、映画館、観覧車が集まったシーサイドリゾートタウンです。

車で訪れる側にとってありがたいのは、1,500台以上を収容できる無料駐車場があること。那覇の中心部と違って、駐車料金を気にせずゆっくり過ごせます。

夕方に着く組み方をおすすめする理由

このコースでアメリカンビレッジを最後に持ってきているのには理由があります。

日が落ちてからの景色が別物だからです。観覧車と建物のネオンが灯り、隣接するサンセットビーチからは海に沈む夕日が見られます。日中の写真映えする街並みも良いのですが、夜のアメリカンビレッジこそが本領です。

食事もここで済ませられます。ステーキ、タコス、ハンバーガーといったアメリカンな選択肢が揃っているので、沖縄そばで始まってステーキで終わるという中部らしい一日になります。

雨の日にも強い

屋内の店舗が多く、天気が崩れた日の逃げ場としても優秀です。旅程の中で「雨が降ったらここ」と決めておくと安心できます。


時間があれば足を延ばしたい場所

海中道路(うるま市)

中部の東海岸にある、海の上をまっすぐ走る全長約4.7kmの道です。通行無料で、走り切るだけなら10〜15分。両側が海という開放感は、本島でも別格です。時間があれば、この記事のコースに1時間半ほど足して組み込んでみてください。

イオンモール沖縄ライカム(北中城村)

巨大な水槽のある大型ショッピングモール。授乳室やキッズスペースが充実しているので、お子様連れのご家族には特におすすめです。

コザ(沖縄市)

ゲート通りやパークアベニューには、アメリカ統治時代の空気が今も残っています。音楽の街としても知られ、ライブハウスが点在します。夜に時間を取れる方はぜひ。


中部を運転するときの注意点

国道58号は混みます

那覇から北谷、宜野湾にかけての国道58号は、朝夕を中心に慢性的に渋滞します。加えて平日の朝夕はバスレーン規制もあります。このコースを10時スタートにしているのは、朝の渋滞を避けるためです。

狭い道が多い

港川外人住宅のように、観光地でありながら生活道路がそのまま観光ルートになっている場所があります。速度を落とし、歩行者と対向車に注意して走ってください。

基地周辺での撮影

基地のフェンス沿いは撮影が制限されている場所があります。標識や掲示がある場所では従ってください。

Yナンバーの車

米軍関係者の車には「Y」から始まるナンバーが付いています。特に構える必要はありませんが、中部では日常的に見かけるということだけ知っておくと、戸惑わずに済みます。


よくある質問

Q. 中部だけで1日使う価値はありますか?

あります。この記事のコースで、朝10時から夜7時までしっかり埋まります。移動距離が短いぶん、1か所あたりの滞在時間を長く取れるのが中部の魅力です。

Q. 北部と組み合わせられますか?

できます。美ら海水族館からの帰り道に、読谷や北谷を経由するルートを取れば、やちむんの里とアメリカンビレッジは無理なく組み込めます。

Q. 買い物中心なら何時間必要ですか?

港川で2時間、やちむんの里で2〜3時間、アメリカンビレッジで2時間。買い物を目的にするなら、この3か所だけで1日が埋まります。

Q. 駐車料金はかかりますか?

やちむんの里、座喜味城跡、道の駅かでな、アメリカンビレッジはいずれも無料の駐車場があります。有料になる可能性があるのは港川エリアのコインパーキングくらいです。


まとめ|中部は「通過するには惜しい」エリアです

北部と南部にはさまれて見落とされがちな中部ですが、アメリカと琉球が並んで存在している風景は、ここでしか見られません。

港川で器と焼き菓子を買い、ゆし豆腐そばを食べ、丘の上の登り窯を眺めて、夜は観覧車の下でステーキを食べる。移動が短いぶん、一日の密度が高いのが中部ドライブです。

わくわくレンタカーでは、公式サイトからのご予約に限り那覇空港までお迎えにあがります。中部は那覇からのアクセスが良いので、到着日の午後からでも十分に楽しめます。

  • 2〜3名なら、狭い道でも取り回しやすいコンパクトカー
  • ご家族やグループなら、買い物の荷物も積めるミニバン
  • 海中道路まで足を延ばすなら、オープンカーという選択も

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